黒毛和種×ジャージー
あじわい黒うしの中でも特に特筆すべき牛が黒毛和種とジャージー種を掛け合わせたこの血統と言えます。通称:ジャークロなどという呼ばれ方もします。
黒毛和牛にジャージー種を掛け合わせる手法が一般的でない理由としてはサシ(脂肪交雑)の入りにくさと増体重の難しさにあると言われます。
ジャージー種は本来、体の小さな乳用種であり、搾乳量もそれほど多いタイプの乳用種ではないです。しかし、そのミルクはバターやチーズ、ヨーグルトなどに加工をすると濃厚な味わいがあすることでも有名です。
ミルクの質と同様に肉牛として黒毛和牛と掛け合わせることで肉の味も大変、濃い味となり牛肉の中でも特に赤身にこだわる方には望ましい味と言えます。
ルミノ牧場では通常1ヶ月半ー22ヶ月程度肥育し黒毛和種×ジャージーに合わせた飼料を与えます。
味の特徴として、柔らかさ、水分保水率
酸味(先味)などを合わせ持ち、口に入れた瞬間の味の広がりとレアに焼き上げることで飲み込む瞬間までジューシーに食べれるという特徴を持っている、大変希少な牛です。