ルミノ牧場とは
ルミノ牧場について
ルミノ牧場は1994年3月に「安心して食べられる、おいしいテーブルミートを作りたい」という
シンプルな企業理念のもとに設立された牧場です。
「安心して食べられる」という言葉は大変シンプルなキーワードではありますが、実行をし続ける
というのは困難を極めます。
粗飼料の質、濃厚飼料の質、水資源の質、栄養バランス、牛舎の衛生環境、どれを取っても重要で
あり、365日、毎日を牛と向き合う心構えが必要なことです。7ヶ月の子牛から22ヶ月の成牛に
なるまで丁寧に育てた牛が『あじわい黒うし』として出荷され皆様の食卓に届くまでが牧場の仕事
だと考えています。
(※生後1ヶ月ー7ヶ月までの保育期間は関連会社の有限会社ルミックにて育成しております。)
ルミノ牧場を設立した目的
ルミノ牧場では手頃なお値段で食べれる美味しい牛肉を作ることが目的となっています。美味しさ
の定義は人それぞれ違いますが、父牛の血統を把握しながら、子牛の購入を決定し目指したい味を
約25年かけて作り出せるようになりました。
自信を持って提供できる牛を選んでいただき召し上がっていただけることが何よりの目的です。
目指すべき畜産について
ルミノ牧場では将来的には生体時に血液採取をして測定したアミノ酸値やと畜後早期の牛の横隔膜
から取得した肉片から遊離アミノ酸値、脂肪酸値を測定を行い、肥育時から食卓にお届けするまで
のデータ観測を行いたいと考えています。
お客様の口に入る牛肉がどんな美味しさの特徴を持っているのかをより分かりやすく説明できる
牧場であることを目指します。
創業時から守り続けた事
創業時の1994年の肥育頭数はわずか40頭、現在では1250頭を肥育する規模まで成長させて頂き
ました。創業時から徹底した餌へのこだわりは現在も変わらず、できるだけ従来の薬の使用を少
なくし、納豆菌などの生菌剤を多く使用することで、より牛たちが健康に育つように配慮しています。
畜産農家として大変重要なことは、変化しないことと変化することこの二つの状態をバランスよく
繰り返す事だと考えます。畜産農家にとって牛の餌を変化させる事は大変勇気の必要な事です。
しかしながら、新しい挑戦をしていかなければ目指す美味しさには到達する事はできません。
私たちは畜産経営の中でPDCAを繰り返しながら長い時間をかけて現在できる最高の牛肉をお客様
に届けたいと考えています。